少し前、風邪による “ちょっとした発熱” から、大きなダメージを負った。
健康な時には何も問題はない。
だが、一つ歯車が狂うと、そこから戻るまでに、かなりの時間を要するようだ。
手術時、検査のために切除したリンパ節の箇所が腫れ上がり、周辺に炎症が広がる。
手術をした腹部よりも、検査のために切除したリンパ節の方が厄介だった。
少し皮肉である。
先日、病院の定期検診で担当医にその旨を伝えると、血液内科へ回され、詳細な検査を行うこととなった。
血液内科の先生曰く「最初の入院時に発熱の原因となったウイルスに対する抗体は出来ているものの、何故かウイルスそのものの数値が下がっていない “非常に珍しいケース”」とのことだった。
それにより、更なる検査を受けることに。
この場合の “非常に珍しいケース” は、あまり嬉しくない。
病状については、どうか平均的な範囲内で収まって欲しいと願うのは、不思議な心の作用だ。
かつてあんなにも特別になりたがっていたのに。